日経BPイベント「DXがもたらすサブスクリプション」で基調講演

  •   >
  • News  >
  • 日経BPイベント「DXがもたらすサブスクリプション」で基調講演

12月7日に日経BPのイベント「DXがもたらすサブスクリプション」で基調講演をする機会を頂きました。

講演テーマは「顧客視点で実現するサブスクリプションの成長とB to B分野でのイノベーション」です。今回の講演ではB to Bサブスクリプションの成功事例を3社取りあげました。アドビ・ブリジストン・ソフトバンクロボティクスです。

  • アドビ:ソフトウエアをクラウド化・サブスク化した企業の先駆けとして有名です。先日の日経イベントでも注目を集めていたDDOM(Data Driven Operating Model)にも焦点をあてました。カスタマジャーニーを Discover -> Try -> Buy -> Use  -> Renew の5つに分け、データをもとにKPI管理・ビジネスオペレーションを行うモデルです。
  • ブリジストン:TPP(Total Package Plan)という新品タイヤ+リトレッドタイヤ(磨耗したタイヤのゴムを張り替え)+タイヤメンテナンスのパッケージを取りあげました。IoTを活用したリアルタイムデータ収集により顧客のエンゲージメントを実行。特筆すべきは継続率がほぼ100%ということです。
  • ソフトバンクロボティクス:AIを活用したバキューム式業務用ロボット掃除機Whizを提供し、正規販売代理店のひとつアイリスオーヤマがサブスクリプションでサービス提供しています。ロボット掃除機の世界シェアNo.1(累計1万台)で、そのうち半数近くがアイリスオーヤマの取り扱い。成功の秘訣は「RaaS (Robotics as a Service)のモデルを作り、業務を実際に行い、ROIを実証してから導入を決められること」(ソフトバンクロボティクス 吉田健一常務執行役員)とのことです。

お声がけ頂き、講演内容のアドバイスや当日プロフェッショナルなサポートをしてくださった日経BPのみなさまに心より御礼申し上げます。

株式会社CustomerPerspective

代表取締役 紣川 謙 Ken Kasegawa